一番、怖かったのは、我が子を喰らうサトゥルヌス ゴヤの作品。
予言どおり、6番目の子(ゼウス)に地位を奪われてしまうのだが、自分の5人の子供を自分の腹におさめたという。
作者ゴヤの波乱万丈の人生。
46歳で失った聴力。フランス革命の影響で、荒れ狂うスペインの王室画家として、弾圧の恐ろしい地獄を見つめ続けた。
72歳から、マドリッド郊外の別荘にこもり、4年後に亡くなるまで、14作品を残す。
そのうちの1枚がこの作品。
彼の宿命に恐れ狂気になららず得ない恐怖が、刺さってくる絵。
本当に怖いです。
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