火花(又吉直樹著)を読んで

お笑い若手芸人の主人公が、師匠と慕う兄貴分。
彼の芸人としての生きざまにふれながら、自分の過去、二人を取り巻く人々。魅力的な、刹那的な、挑戦の日々は流れて、驚きの出来事。
夢を追いかける情熱。そんな冒険はしないで、おばあさんになった私には、眩しい若き日々。
冒頭、終末の熱海の描写が、またとても心引かれました。
私も熱海の花火が見たいです。
熱い漫才の火花は人生の縮図。これからもずっと続く人生。頑張らなくちゃね。