重いテーマ。殺人犯の弟を主人公に、彼の人生に様々な障害を生む兄。獄中から彼当てに届く手紙は、兄の犯した罪によって苦しめられる弟にとって
、どうしたら良いのか困惑の元。縁を切ることで、彼は救われるのか?!
なんか夢中になって読んで、考えてしまった。
私の身近に弟の一家がいて、殺人犯の兄の存在がわかったら、やはり避けてしまうと思ったから。
平凡な一市民は神様にはなれない。
だが、自分が弟の立場だったら、やるせない状況に
生きていけるか。自信がない。
60歳過ぎても弱い自分が情けない。
読書は、いろんな人生を旅出来るから、大好きです。
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